現役医学部生からの質問
6月10日、電子掲示板上で利用者同士が知識や知恵を教え合うナレッジコミュニティ『とれまが知恵袋』で、「医学部生、もしくは医師のアメリカ留学について」という質問がされた。
質問者は、現在私立大学の現役医学部1回生。
高校時代にアメリカに留学を経験し様々なことを学んだことから、もう一度、何らかの形で2年から3年のアメリカ留学をしたいと考えているが、私立大学の費用などを考えると休学はしたくないと悩んでいる。
質問者はこう述べる。
「医学部に入学した今、1番の目標はきちんと勉強し医師になることですが、留学の目的は「アメリカで高校時代にかかわっていたボランティア団体にもう一度加わり、高校時代よりも幅広い形で人とのかかわりやあちらでの生活をもう一度経験したい」ということです。」
「しかし医学部生で6年大学に通わなければならないこと・立派な医師になってくれればそれで嬉しいから学費のことは気にするなと親(親も医師です)は言ってくれていますが私立大学であることから学費のことなどを考えると、休学留学はしたくないという考えでいます。」
休学しない留学、3つの選択肢
もちろん、ただ質問するだけではないところがさすが医学部生。きちんと休学をせずにする留学方法について、調査もしている。
それによると、
“1.休暇を利用した語学留学、2.大学2回生のうちに留学し単位交換をする、3.医師免許取得後(もしくは大学院にて)研究留学”
という3つの選択肢があるそうだ。
そして、1と2については自分で大学に問い合わせるなど調べるとして、3の方法について
「医師免許取得後(もしくは大学院にて)研究留学を経験された方はいらっしゃいますか?」
という質問を投げかけた。
現役医師からの回答
これに対して、同月17日、臨床医学をやりながら、臨床研究・基礎研究、医学教育にも携わる超多忙国立医師が忙しい合間をぬって回答をしてくれている。
回答者は、3の経験者ではないものの、自身も先輩医師から「基礎研究中心の留学」を勧められているという。
研究留学には、留学中はお給料が出る場合もあれば、全く出ない場合もあるそうだ。
現地では、大学での成績は関係なく、研究に対する探求心が重視されるという。
様々な選択肢から、選ぶのは質問者自身となりそうだ。
しかし結論としては、「語学と国際交流」が優先事項となるのであれば、医学部生は忙しくなる4回生までに「留学」を達成しておくのが無難なようだ。
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