イチローの食生活がテレビ番組の放送を中止
『週間ポスト』2月24日号で、メジャーリーグの歴史を振り返ったドキュメンタリーが中止されていたことが明らかになった。なんとその原因は「イチローの食生活」らしい。
(Photo:
Ichiro! By Matt McGee)
肥満につながる放送はできないアメリカ
昨年の報道によるとアメリカ人の6割以上が過体重であり、「朝からピザ」 「フライドポテトは野菜」を当たり前とする家庭も多いという。
そんな社会問題にもなっている「肥満」を改善しようとようやく動き出したアメリカ。そこで「天才バッターイチロー」の食生活にもクレームがついた。
(Photo:
Fat Casual BBQ - Prime Rib By Edsel L)
どんな放送内容だったのか?
ある放送局でメジャーリーグの歴史を振り返るドキュメンタリー番組を作成しており、そこで10年連続200本安打の偉業を達成したイチローの食生活が特集されていた。
イチローは偏食で、野菜嫌い。独身時代は牛タンばかり食べており、結婚後の「朝ご飯に毎日同じ味のカレー」は有名な話だ。近年は朝食には食パンとそうめんだけだという。
そんな偏った食生活の特集に医療支援団体から「アメリカの子供たちがスーパースターの真似をして肥満になったら困る」とクレームをつけられ、なんとこの放送が中止となってしまったのである。
(Photo:
Curry Rice at Cafeteria By Yuya Tamai)
バランスのとれた食事を心がけよう
確かにこの偏食がイチローを支えてきたのかどうかは疑問に思える点でもあり、野菜などバランスのとれた食事を心がけるのは大切である。
留学生の中にも、海外に留学して食生活が変わり体重が増えるというのは良く聞く話だ。甘いものや高カロリーのものは控えめにして、自己管理をすることが大切だろう。
編集部 鈴木真美

【雑誌ネット】週間ポスト
http://www.zassi.net/mag_index.php?id=51脱ジャンク給食! 肥満退治に動き出した米国
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3524 留学で激太り
http://dietnikki.com/bbs_disp/nakama/13313