2012の花粉症対策はこれで決まり

「スキンパッチタイプ」の花粉症対策品が、今までの対策品に比べてより楽ちんで効果的なのではないかという研究結果が『ジャーナル・オブ・アラジー・アンド・クリニカル・イムノロジー』より発表された。

研究者によると、花粉症患者の約95%は花粉症になる原因が違っているため、市販のアレルギー症状をコントロールする錠剤では効果が出ないことがあるそうだ。

しかしこの「スキンパッチタイプ」のケアでそれぞれに合った治療をすることで、将来的には花粉症患者を減少可能性もあるかもしれないほど画期的な効果がみられているようだ。

基本的にパッチ療法は安全かつ簡単な方法であり、多くの花粉症の患者に有効であることが研究でわかっている。

しかし、この療法に参加した花粉症患者の8%がアレルギー反応を示してしまったこともあり、全ての人に対して有効なわけではないようなので注意が必要だ。

海外へ留学中の方は、日本から持参した薬が効かないことも多いので気をつけよう。

というのも、日本人の多くが悩まされているスギ花粉症は海外ではほとんどみられず、たとえばアメリカでは「ブタ草花粉症」、スウェーデンでは「カバノキ花粉症」など別の花粉症に悩まされていることも多いのだそうだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　編集部 鈴木真美



Slapping On a Skin Patch to Combat Hay Fever
http://online.wsj.com/
花粉症対策はこれ! 花粉　貼るだけパッチ
http://www.goodlife-selection.jp/