世界中でたくさんの人たちに愛用されるアップル社のiPhone。購入後1年間は無料加入となる「アップルケア」は、無料電話サポートや製品保証、ソフトウエアのサポートなどを受けられるサービスだが、「泥棒にも適用」されてしまうというから驚きだ。
アップルケアの落とし穴
ある女性は購入後3か月しかたっていないiPhoneを盗まれ、その数日後に「あなたの携帯はアップルストアで無事修理されました」と書かれたメールを受け取った。
急いでアップルストアに向かったものの、新しい携帯は泥棒がすでにもちさっており、お店のスタッフには「どうすることもできない」と言われたという。
アップルケアは本人以外の代行持ち込みを認めており、忙しい時に家族や同僚に頼めるお手軽さはあるものの、こうした問題に直面するとやはり本人確認の必要があるように感じられる。
問題が解決されないのなら対策をとろう!
しかしながらアップルではこの問題にまだ何の対処もされていないのが現状で、消費者たちが声を大きくあげて抗議を始めるまでは何の動きもないだろうとみられている。
その一方で、ユーザーのデータを保護したり窃盗対策のためのアプリケーションなどは続々と開発されている。
現在最も注目されているアプリケーションは「iGotYa」。パスワードを間違えて入力すると自動的に写真を撮影し、所有者のメールアドレスにその写真と位置情報が送信されるらしい。
iPhoneを持っている方は、念のためダウンロードをしておくのが得策かもしれない。
編集部 鈴木真美
IPhone thieves find Apple support helpful to them, too
http://ca.news.yahoo.com/AppleCare Protection Plan
http://www.apple.com/jp/support/products/iGotYa
http://www.igotya.mobi/site/