イギリスの学生が死亡
イギリスのシェフィールドハラム大学で学ぶ学生が、髄膜炎の疑いで死亡した。
髄膜炎とはどんな病気?
髄膜炎とは、脳や脊髄の表面をおおっている髄膜にウイルス、細菌、真菌などが感染し、急性の炎症が起こる病気だ。
感染には無菌感染と細菌感染の2種類があり、細菌感染で起こる化膿(かのう)性髄膜炎にかかると、死につながったり後遺症を残す危険がある。
どんな症状があるの?
かぜ様の軽い症状から始まり、全身状態が急速に悪化し、けいれん、意識しょう害、項部硬直(ひどい肩こりのような症状)、高熱、嘔吐(おうと)、激しい頭痛などがみられ、人によってはじんましんが出ることもある。
髄膜炎菌は日本では少ないが、欧米では重要な起炎菌なので注意が必要だ。体調に不安のある学生は、すぐにでも医者にいくことをすすめる。お金はかかるかもしれないが、命にはかえられない。
編集部 鈴木真美
Sheffield Hallam University student dies of suspected meningitis
http://www.studenttimes.org/st_news/st_article1.php?article_id=1919髄膜炎(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/髄膜炎