"Study New York" コンソーシアム
オールバニーにあるカレッジ、大学で構成されている委員会の委員長、Laura Anglin氏は、 7月、“Study New York”コンソーシアムについての紹介を地元ニュースサイト上で行った。
ニューヨーク州は受け入れている外国人留学生の数で、全米で2番目に位置している。これらの学生は、中国、インド、韓国、カナダ、台湾から主にやってくる。世界的にみて、高等教育を学ぶ留学生の数は2000年次に比べて、2007年次には85%も増加している。
この増加している潜在的な留学生を確保しようと、ニューヨーク州にある公立、私立大学あわせて65以上のカレッジや大学が加盟するコンソーシアム、“Study New York”を設立し、世界中の学生たちにニューヨークを留学先に選んでくれるよう、プロモーションを開始した。すでにwebサイトも立ち上げていて、留学を希望する学生や、留学アドバイザーに対し、ニューヨーク州内にある世界的に有名な、カレッジ、大学の情報や、授業内容、最前線の研究内容の紹介などの高等教育関連の情報を提供している。
ニューヨークブランドな高等教育
ニューヨークにある、私立のカレッジや大学の数は、規模の大小を問わず、ますます増大している。これらの学校は、海外にも拠点を設立し、本拠地と同じ質の教育を提供することによって、ニューヨークブランドな高等教育を輸出している。またこれらの学校は、留学生の受け入れを積極的に行っている。
その一例であるKeukaカレッジは、2002年から中国国内で経営科学に関する学士課程を創設し、これまでに3,500人以上もの中国の学生たちが履修してきた。今後ベトナムハノイにあるベトナム国立大学でも同様の課程を提供する。
Study New York
http://www.studynewyork.us/