留学シーズンの始まり
ここ最近の中東情勢の不安定さや,日本での大震災にもかかわらず,ジョージタウン大学の学生は来シーズンからの留学の準備を進めている。
国際留学プログラム事務局の局長,Laurie Monarchは,ジョージタウン大学では海外留学をするための学生に,危険対処訓練などの適切な情報提供などを行うことによって,危険から身を守っていると述べている。
例えば,留学する全ての学生は事務局が提供するオリエンテーションを事前に受講する必要があり,なおかつアメリが合衆国が渡航危険情報を発行している国への留学を予定する学生に対しては,リスクに対する充分な対処を含んだ「説得力のある学問的根拠」を事務局に提出しないと留学の許可は降りない。
特に,学問的に得られる利益よりも潜在的な危険度が高い地域への留学はサポートしないと述べている。今年の1月のエジプト革命の時にも,カイロで留学を続けることは安全ではないと判断して,学生へ避難を命じている。
学生たちの声
実際に留学を経験した学生からも,大学が提供するプログラムと当たり前の常識のおかげで,実際には思ったほどの危険を感じなかったという。
エジプト革命の影響で,エジプトからモロッコへ場所を移した Michelle Saks は,
ジョージタウン大学の学生は外国の都市で生き残る術を充分に身に付けている。
といい,南アフリカに留学している Eric Valchuis は,
ケープタウンは,極めて安全です。一緒に参加している150名の学生誰もが,ここで暴力的な犯罪に襲われたことがないといっている。たしかに危険なところがあるが,それらを認識して,適切に行動すれば安全だ。
と言っている。
リオ・デ・ジャネイロに留学している学生 Raymond Fortin も,
スラム街などのような危険な場所に近寄らない,常識的な行動を取っていれば大丈夫だ
と同様なことを述べている。
Students Unfazed By Risks Abroad
http://www.thehoya.com/students-unfazed-by-risks-abroad-1.2213553The Office of International Programs
http://oip.georgetown.edu/