ルーズベルト大学の留学生への安全対策
2011年5月、オサマ・ビン・ラディンが死亡したというニュースが流れた時、ルーズベルト大学の国際プログラム理事、Rubee Fuller はすぐにこの夏海外へ留学しようとしている17名の学生についての対策に乗り出した。
理事は、更なる注意を呼びかけると共に、国務省に所在地を報告を要請した内容のE-mailを全員に送信した。一方で大学のウェブサイトなどに警戒情報を掲載した。
その他にも、大学は、"Worldwide Travel Alert"という電子公報を毎週配信していて、その中には、国務省が提供する渡航制限情報や、デモや集会など避けるべき場所の情報が含まれている。
学生の声
6月にインドに留学する学生、Meg Geils-Gravelleは
オサマ・ビン・ラディンの死は、これまでのところ直接的な影響はなかったが、パキスタンはインドの隣国であるので、情勢について心配している。
とコメントした。モロッコで6週間留学する、Emily Belkeも、空港でのセキュリティーチェックに変化は見られず、税関もいつも通りであったと述べている。
先ほどのFuller理事は、
警戒レベルが上がったとしても、旅行や友人への訪問や公共の場所に行くことを控えるとまでは考えていないが、周りだけでなく近隣住民やコミュニティに対しての警戒を怠ってはいけない。
と注意喚起している。
ROOSEVELT UNIVERSITY
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