追手門学院大学は、文部科学省の「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」にも選定された「OIDAI DX推進計画」の一環として、「オンライン留学」を正規科目として拡充する。
学生は渡航しなくても単位認定を受けることができる
同校は、米国の名門私立大学連合であるアイビー・リーグの1校であるペンシルバニア大学(University of Pennsylvania)*1, College of Liberal and Professional Studiesと「Online Learning」に関する協定を全国で初めて締結した。
この協定により、学生は渡航しなくても「Penn LPS」が開講する約100の人文・社会学系の正規科目の中から選択履修し、単位認定を受けることができる。
認定される単位数の上限は10~20単位程度を検討しているほか、受講できる学生も今年4月に開設する国際学部の学生をはじめ、他学部にも広げていく予定。
また、単位認定を受けた分野の学修履歴に応じて世界共通でその能力を認定する、国際技術標準規格で規定された「デジタル・バッチ」の発行や、社会人・企業人向けのリカレント教育で「Penn LPS Online」を提供する仕組みの構築を目指している。
(慶尾六郎)