第一工科大学(は、3月23日(火)にウクライナのリヴィウ工科大学と協力協定を締結した。リヴィウ工科大学は2021年の世界大学ランキングでウクライナ1位として認定されており、また東欧最古の理工系大学として知られている。
両校の交換留学生の受け入れ、教員の相互派遣などの人材交流など
今回の締結は、両校の交換留学生の受け入れ、教員の相互派遣などの人材交流、インターンシップや共同プログラムの設置などを目的としている。
学生・教員の人材交流を推進することで、お互いの科学技術、文化や習慣を学ぶと共に、ウクライナの教育研究への理解を深めていく。
第一工科大学には航空工学と工学2つの学部があり、航空、建築、土木、機械、情報電子などについて教育研究を実施。リヴィウ工科大学にも交通工学、建築、土木、機械、コンピュータ科学などを扱う16の研究所や学部が設置されている。
そのため、双方が協力できる分野は多く、今後、交換留学・語学研修・共同研究などを通じて、多角的な協力が進むものと期待される。
また、リヴィウ工科大学はディスタントラーニング研究所を持ち、遠隔授業について豊富な経験があることから、この面でもハイレベルな協力ができるようになると同校では期待している。
(慶尾六郎)